2007年10月24日水曜日

木村君の日本選手権参加レポートです。

レースレポート(北大ちゃらんけ 木村悠)

私は、バイクの3周目で先頭集団に周回遅れにされ、リタイアとなりました。
スピードが足りなかった、自分はまだまだ甘かった、ということを痛感しました。


○スイム
スタート第1ブイを曲がる50mくらい手前で、選手がイン側に集まってきたのか、バトルが激しくなりました。この時、踏ん張ることができず。前の大きな集団から脱落してしまいました。そのまま、じわじわと差を広げられたままバイクへ。

○バイク
ほぼ同時に4人くらいの選手(伊藤さんもいたらしい)がバイクへトランジット。左足のシューズをはき、右足のシューズを履こうとするも、右足で少し手間取ってしまい、前の選手たちと 少し差が開いてしまいます。必死でダッシュするのですが、どうしても追いつくことができず脱落してしまいました。(結局、この集団までが完走できたそうです)。

その後、約半周くらい1人旅が続き、後続から1人の選手に拾われます。しばらく二人で走っていたのですが、自分の力がなく脱落。
さらに1人にパスされ、その後ろの2人に拾われて3人の集団ができました。このまま約1周走ったところで、先頭集団に追いつかれリタイアとなりました。


○反省

-良かった点-
・リラックスできた。
スタート直前まで、森谷さんや、増田さんにそばについて頂き、非常に心強かったです。不思議といつもの大会よりもリラックスしていました。

・ドラフティングレースの難しさ・面白さを実感できた。
もちろんスイム・バイク・ランそれぞれの実力は必要なのですが、特にドラフティングレースでは、3種目のつながり(スイム→バイク、バイク→ラン)も非常に大切な要素だと感じました。そこに難しさ・面白さがあると思います。


-悪かった点-
・スイム序盤で前の集団を追うことをあきらめてしまったこと。
まだ、追いつけるかもしれない距離だったのに、追いつけないと思ってしまいました。

・トランジットに手間取ったこと。
具体的には、ヘルメットのストラップを素早くつけられなかった点、靴を履くよりも先に前に追いつくべきだった点です。


○課題
スピード
レース時と練習時の強度の違いが大きいので、レース時と同じ位の強度でやる練習をしっかりやることが必要かと思いました。

練習量
強度の高い練習に耐えられる体ができていなくて、練習量を増やすことができませんでした。
体のケアをもっとしっかりするなど、工夫しながら高強度の練習に耐えられる体を作っていきたいです。


○レース前日までのこと
2日前に東京入りしたおかげで、コースの下見や最終調整をゆっくりすることができました。しかし前日になってバイクボトルとゼッケンベルトを家に忘れたことに気づき、ネットカフェや携帯を使って店を探し、東京のあちこちを慌しく移動しました。なんとか、2つとも手に入ったので安心することができました(結局、ボトルは競技説明会で売ってあり、ゼッケンベルトはランまでいけなかったという、オチがついてました(苦笑い・・・))。次回から遠征する際は、チェックリストを作って忘れ物をしないよう気をつけようと思います。

今回は、とにかく疲れを抜いてレースニ臨みたかったので、ヴァーム(500mlペットボトル)とプロテインを摂取しました。これが効いたのか、当日は体も軽く良い状態でレースに臨めました。


○最後に
4年前に北海道でトライアスロン出会い、まだまだ未熟ながらもここまで成長することができました。これも、オロロンをはじめ道内の魅力ある大会と、切磋琢磨できるトライアスリートの存在が、自分の中ではすごく大きかったと思います。この場を借りて、大会運営者・ボランティア・道内トライアスリートの皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。